みなさんは「しあわせ」ですか?

一年のしめくくりの「修了式」で、こんな問いかけをしました。

「校長先生はしあわせです。昨日の夜おいしいものを食べたから?ほしかったものを買ったから?いえいえ、みんなが、こうして一年の最後の式に元気な姿をみせてくれたこと。一年間のびのびと成長する姿をみせてくれたこと。そのことがとてもありがたくて、しあわせなことだと感じることができたからです。」

毎日、テレビをつけるとコロナの話だとか、ウクライナの戦争の話だとか、つらいことがたくさんあります。本当に毎日毎日、胸が苦しくなることも多くあります。

この学校の校訓の最初は「仲よく」です。「仲よく」の言葉の中にはこんな意味もかくれています。それは、“友達の喜びやしあわせが、自分の喜びやしあわせだと感じられるようになってほしい”ということ。自分だけしあわせで自分だけよくても、それは本当のしあわせと言えるでしょうか。身近な人はもちろん、世界の人たちのことも考えられる人になるといいなと思います。隣の人が笑顔になってくれた・・・それが私のしあわせです。

今年一年、そして今日もたくさんの笑顔をみせてくれてありがとう。とてもしあわせです。

 

   令和4年3月24日

              校長 野津真一

 

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